ヒロシは心配性
自分で勝手に苦しんでる。
勝手に想像を膨らまし、今にもパニックになりそう。
ヒロシがなぜ自分がパニックになるかを分析しようとすると、ヒロシは更にパニックになる。
ヒロシはまるで蟻地獄でもがく蟻のようだ。
ヒロシに気づいて欲しい。
ヒロシは自分で自分の首を締めているにすぎないと。
誰もヒロシが、そんな些細なことで苦しんでいるとは思いもよらない。
ヒロシが苦しんでいることは、実にどうでもいいことなのだ。
ヒロシは地獄のような毎日を過ごしているが、一瞬にして天国に変えることも可能だ。
それは、ヒロシの意思次第。
ヒロシが、こんな暮らしはまっぴらゴメンだと感じているのなら、今すぐにでもさよならできる。
それが、できないと思っているのはヒロシの思い込み過ぎない。
僕はヒロシに「小さなことにくよくよするな」という本を読んでほしいと思っている。
そして、ヒロシに100年後の世界を想像してほしいと思っている。
100年後のこの世界でも、ヒロシが今思い悩んでいることは重要だろうか?と少しだけでいいから考えてみて欲しい。
きっと、どうでもいいことだとわかるだろう。
少なくとも、鬱々と悩むことがどんなに馬鹿らしいことか悟るだろう。
小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)
- 作者: リチャードカールソン,Richard Carlson,小沢瑞穂
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2000/06
- メディア: 文庫
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