自信喪失

ある出来事で、僕はまったく自信を失ってしまった。

自信を失うと人間というのは本当に駄目になる。

まず、常に自分より他人の方が正しいような気がする。

こんな僕より、他の人のほうが正しいに決まってると考えてしまう。

そうすると、自分がどんどんなくなっていく。滅私状態になる。

そして、自分を信じることができないから、自分の一挙手一投足を監視しなければならなくなる。今のこの行動は正しかっただろうか?と。

これは虚しい行為だ。

自分はそうじゃないけど、普通の人ならこうするはずだと考えてそのようにしようと努める。これもまた、消耗する。

常に内省が伴う故に、まったく自由な感覚がない。

こーいったものは、あくまでひとつの悪循環に過ぎない。

良い循環に軌道を載せ替えれば問題がない。